こんにちは、陽介です。
先日の全日本大学駅伝の興奮が収まらず、加えて箱根が楽しみで鼻息のフガフガが止まらない築舘であります。
皆さんもきっと、絶賛フガフガ中だとお察しいたします。
さて、そんな創価大駅伝部ファンの皆さんのフガフガに拍車をかける朗報です。
毎年、潮出版社より発行されている創価大学の徹底ガイド、『創価大学駅伝部 獅子奮迅』の予約販売が今年も始まりました。ィヨッ!👏
陸上マガジン・月陸よりもギュギュッと創価大学にフォーカスした、よりニッチな内容になっています。
そんな潮出版と創価大駅伝部との間には、こんなストーリーがありました。
これは、創価大が箱根から遠のいていた時代。
メディアからはそっぽを向かれていた時の話です。
大学駅伝はその注目度の高さゆえ、強豪校・注目校になると駅伝シーズンはもちろん、夏合宿や日常生活にもメディアが入り込んで取材を受けます。
今となっては創価大学も大きな注目を浴びるようになり、また日本一の新寮の設立も相まってたくさんの取材を受けていることは容易に想像ができます。
ただ、陸マガや月陸を開けば創価大も大きく載っている…みたいな高露出になったのはここ数年の話です。
つい3年ほど前は実力・実績もなく、メディアもなかなか入らない状況。
予選会や大会先で他校が取材を受けているのを横目に見ながら、『創価大オワコン』みたいに相手にされていないのかな、とまで思っていました。
そんな状況のなか迎えた、大学4年時の夏合宿。
榎木監督が就任し、少しづつ手応えをつかみ始めていたあたりです。
久しぶりに取材が1件入りました。
『成長しそうな雰囲気、ぜひ話を聞かせて欲しい。』と。
何を隠そう、それが潮出版社さんだったんです。
その当時、まだ周りの評価や実績は伴っていなかったけれど、確実に歯車がかみ合い始めていた。
強がりやラッキーパンチではなく、その理由もちゃんと説明できるような裏付け・取り組みもしていた。
自分たちの中でだけ、静かに、自信をためているような時期でした。
榎木監督、キャプテン築舘、エース米満がメインとなっての取材。
偉そうなことを言わせてもらうのなら『いや、潮出版さん。分かってんな。』と。
それと同時に、他のメディアが見逃していた創価大の情報、潮出版さんだけが持っている情報に価値を持たせたい。
そんな風に心に決めたのを覚えています。
潮出版さんもある意味、自分たちに賭けていてくれたわけです。
だってガイドブックを作ったところで、箱根に出なかったら完全に無駄になってしまうわけですから。
そしてフタを開けてみれば、秋の予選会を難なく突破し、箱根駅伝では初のシード権獲得。
周りの評価を覆し『やるじゃん創価』と言わせた。
してやったり感が本当に嬉しかった。
そしてそれは、まだ弱かった時から目をつけ、徹底ガイドを出版してくれた潮出版さんも一緒だったんじゃないかなと。そんな風に思います。
結果やタイムがものをいう世界。
知名度を上げたいのであれば実力をつけ、結果で示すしかない。
それはもちろんその通りで、実際にその後たくさんのメディアが流れ込んできました。
上昇株はみんなが買いたくなるものですから。
ただ、結果を出したからワラワラと集まってきたメディアとは違い、苦しい時代でも評価してくれていたのが潮出版社さん。
指導陣側で取材メディアにフィルターをかけるので、各メディアが持っている情報には差が出てきます。
ただ、潮出版さんは割と深いところまでの取材が許されているのではないかと思います。
だからよりニッチな内容になりますし、何より内容にチームへの愛が感じられる。
そういった経緯があるからこそ、掲載される情報・内容が、他のメディアのそれとはひと味違うのです。
箱根駅伝3年連続シード獲得、そして初の三大駅伝出場を決めた創価大学駅伝部。
躍進著しいその強さの源泉はどこにあるのか。
徹底取材でその秘密を明らかに。
主なコンテンツ
★【対談】初の学生三大駅伝をいかに戦うか
ーーその戦略とビジョン。
★榎木和貴監督×川嶋伸次氏
(旭化成陸上競技部コーチ)
★ドキュメント「第98回箱根駅伝」
(3度目のシード獲得)
★新・白馬寮の紹介
★初の全日本大学駅伝出場
ーー三大駅伝への道
★ドキュメント「第34回出雲駅伝」
★アスリートを支えた家族の肖像
★OBインタビュー 上田結也選手
(ひらまつ病院陸上部所属)
★選手、マネージャー、スタッフ紹介
★「第99回箱根駅伝」展望と見どころ 他
もちろん、築舘も予約しました👍
箱根駅伝を楽しむコツは、あらかじめ情報をしっかり蓄積しておくこと。
あとは『推しの選手』を決めておくことです(←ココ重要)。
この一冊で、今年の箱根駅伝がより一層楽しめるのではないかと思います。
発売開始・手元に届くまでまだ1ヶ月あるので、それまでに『じれったい死』しないか心配なところです。
下品にフガフガ言っている築舘ではありますが、選手たちはとても大切な期間に入っています。
自分の大学4年の箱根前の時期のことを思い出すと、喜び・緊張の中でも思いのほか冷静だったような覚えがあります。
最大の関門だった予選会を突破したので、あとはもう当日に向けて調子を合わせていくだけ。
何か新しいことを始めるよりも、今まで大切にしてきたルーティンワークをそのまま継続する。むしろだんだんやることを減らしていったぐらいです。
また、それまではみんな同じような内容だった練習メニューが、レースが近づくにつれて出走候補選手ごとに立てられた、よりパーソナルな内容になっていく。
負荷の高いポイント練習の重要性は高まるけれど、それ以外の軽めの練習においては、個々の調子・考えによる選手自身の判断の優先度が高くなっていく。
候補選手は自由度が増えていくということです。
ただその自由度のすべては、箱根駅伝当日にベストコンディションを持っていくため。
自由と責任。
代表校として、そして代表選手としての自覚が高まっていく期間でした。
日に日に冷え込み澄んでゆく冬の空気と、箱根駅伝に向けて研ぎ澄まされていく感覚がリンクしていく。
集中力が非常に高く、ゾーンに入っているような不思議な感覚。
とても神聖な期間でありました。
選手たちは今どんな気持ちで過ごしているのかなぁ、と気持ちを寄せてみる。
そうするとやっぱり、冒頭のとおり下品にも鼻息がフガフガしてくるOB築舘なのであります。
箱根駅伝は来年の1月2~3日。
つきだて家のホームページも今年いっぱいは毎日更新していく予定です。
だんだん駅伝の話題・内容を増やしていくつもり…いや(フガフガ)、確実に(フガフガ)、増えていくと思うので、お見逃しの無いように。
内容だけに、無いように。
今日も【つきだて】に遊びに来てくださり、ありがとうございました。
記事担当:陽介
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なかなかコメントを残すことが、出来ないのですがさっそく予約しました。
創価大学駅伝部の頑張りを詳しく書いて頂きありがとうございます。
築館さんの文章力には脱帽です。
我が家と言うよりも結婚する前から箱根駅伝はお正月の必須番組でした。そこに創価大学が参戦してくれるようになり大感激です。
カレンダーさん
コメントありがとうございます。
ガイドブック、早く届いて欲しいですね...待ちきれない...!
僕も昔から見ていた箱根駅伝、見る側→走る側を経て→また見る側になった経験を生かしていけたらと思っています😊