つきだて家

ホームページを立ち上げました

はい、聴こえてますよ。
ダダ漏れですよ、心の声。

…寂しいこと、言わないで下さい。

さて築舘、今度は何を始めるんだと。
タイトルの通りです。
ホームページを立ち上げました。

その名も…

今まで『つっきーの無駄話』を読んでくれていた皆様。
そしてこれから読んでくださる皆様。
更にはなかなか読んでくださらない皆様。
ここが私の…アナザー スカイッ！！

あまり最初から変な方向に行かないようにしておきましょうか。
5000万年前からやりたかったことが形になり、嬉しくてついつい調子に乗ってしまいました。
まるで…ランナーズハイッ！！

ホームページを立ち上げた理由

相も変わらず社会人3年目もこんな調子ですが、環境・心境ともに様々な変化がありました。
一番は父親になったことでしょうか。このホームページを立ち上げた背景・根本的な理由もそこにあります。

ホームページ、ホームページ。ホーム…
Google先生に尋ねるとこんな感じ。

一般的なホームページといえば、❶の意味合いが強いでしょうか。
企業HPや公式サイトなど、そのWebページをもとに様々な情報・サービスを広げていく、拠点となるページ。

対してこの『つきだて家』のホームページ。
後々はそれこそ公式サイトのようなオシャレな見てくれ・構成にしていきたいところですが、どちらかというとブログに近い形式での更新がメインになっていくかと思います。
だからニュアンス的には❷の要素が強い。そう、家族のページ。

なぜ家族のページ、ホームページを作ろうと思ったのか。
それは、世界中の著名人から「ぜひ築舘家のホームページを作って欲しい」というメールがたくさん届いていたからというのは言うまでも無いのですが、
それ以外に…

ざっと大きく、以上の理由から【つきだて家】を立ち上げました。

まぁ…実のところ世界中の著名人の要望というのは、盛り過ぎを通り越した真っ赤なウソですので、①②③それぞれの理由について話していこうと思います。
記念すべき第1回は『①家族の思い出のプラットフォームを作りたいから』についてです。

(…こっからはちゃんと真面目に話します。)

元祖 築舘家

この夏、元祖築舘家(僕が末っ子としての築舘家)が久しぶりに集結しました。

大学4年時の箱根駅伝の前に奇跡的に一瞬だけ集まれたことはあったのですが、家族みんなであれこれ話しながらご飯を食べる…みたいなことは、いつが最後だったのか思い出せないほど昔の話でした。

あの頃と同じように、庭の真ん中で焚火を囲んでBBQ。
ただ、あの頃と違って片手には缶ビール。そしてあの頃とは違って、姉弟それぞれに別々の生活がありました。
久々に会ったものですから、子供だった姉弟がみんな社会に出てそれぞれの道を歩んでいる感慨深さと、一緒に過ごしたあの頃には戻れない事実を突き付けられる寂しさと。
切ないけれど、悪くない。そんな複雑な気持ちを抱いていたのは末っ子だけじゃなかったはずです。

結婚や出産等、これからそれぞれの生活の優先度が高まることを考えると、家族5人だけでこうやって集まれるのはもう最後かもしれないね…なんて話をしながら、恐らく本当に最後になるであろう家族の時間を味わい、噛みしめ、ゴクリと飲み込んで帰ってきました。

いずれは、こうして家族が皆それぞれの道に進み、言い方は悪いけれどバラバラになる。

だけど思い出の一つ一つが今の自分に繋がっていて、自分の深いところで生き続けているのは間違いないし、物理的にバラバラになる家族を繋いでくれているのは『あの頃』の思い出なんだろうなぁと思うのです。

帰り道での胸のジワジワは、BBQの二日酔いや胸やけではなく、父ちゃん母ちゃんが築舘家に残してくれた沢山の思い出が、ジワジワと温まってきていたからでしょう。
父ちゃん母ちゃんへの感謝の気持ちと同時に、末っ子としての築舘陽介に一区切りがついて、父親としての築舘陽介にスイッチが入ったような気がしました。

新生 つきだて家

さて、そんな元祖築舘家ですが、自分なりに思うところもあったりします。それは…

家族の記録が少ない

最近は『映え』たり『エモい』写真・映像があふれる世の中ですが、うちはあまりそういうタイプではなく、もっと何か本質的な、大切なものを大切にしていくスタイル。

前章でも話したように思い出が少ない訳では決してなく、また家族の写真や動画も無いわけではないのですが、まあちょっと少ないかなと。
それ故に忘れてしまっている記憶も多いんじゃないかなと。

もっと動画とか写真があれば、たくさんの思い出がもっと高画質に、そしてすぐ忘れてしまうような小さな出来事、その細部までも思い出せるのになぁと思うことが今になってすごくすごく多いのです。
動画なり、写真なり、日記なり。当時の(元祖)築舘家の姿を、そしてそこで過ごした貴重な期間の思い出やできごとを、もっとはっきりと形にして残しておけばよかった。

そもそも思い出に形なんて無いのかもしれないけれど、それを引っ張り出す手段というか、トリガーを増やすことができればもっともっと思い出に価値が出てくるんじゃないか。

自分が子供だった時の築舘家に後悔があるのなら、やっておけばよかったと思うことがあるのなら、今度は自分が父親の立場としての【つきだて家】。それを今の立場でやればいい。ちゃんと形にして残していけばいい。
そんな気持ちから、このホームページを立ち上げました。

だからこのホームページは、今のアウトプット・情報発信ツールであることはもちろんですが、その内容が思い出のアルバムのごとく積み重なり、いつか必ずやってくる『家族がバラバラになる』その時に、いや、その後も時間が経てば経つほどジワリジワリと本領を発揮してくれるものになっているはずです。

ホームページ上に【つきだて家】の姿・記憶を刻み、残していく。
そうすればいつでも、どこからでも、そして時間を超えて【つきだて家】に帰ってこれる。
『あの時』のことを思い出したくなったら、いつでもここに帰ってくればいい。
そんな思い出のプラットフォームを作っていきたいのです。

過去が未来の『今』

父親になってからというもの、我が子の泣く姿、笑う姿、その一挙手一投足が本当に愛おしくて、同時にもうこの瞬間はこの時限りなんだよなと思うと切なかったりもして。
どんどん過ぎ去っていく時間に、みるみる大きくなっていく息子の姿に、なんだか手が届かない、取り戻せないところに行っちゃうような感覚を覚えて焦ったりする毎日です。

僕の好きな曲の中にこんな歌詞があります。

ここのフレーズか好きだからこの曲を聴いている、といっても過言ではありません。

家族に素敵な思い出をたくさん残すこと。
それが自分の中で一番の、父親の仕事だと思っています。

そして、どんどん過去の出来事になっていく思い出・幸せを刻み込み、風化させずにずっとずっと守っていきたい。
そのための手段のひとつとして、このホームページをみんなで更新していきます。

ちなみにホームページを立ち上げた今日10月10日は、父ちゃんと母ちゃんの結婚記念日。
すなわち(元祖)築舘家の誕生日でもあります。
(元祖)築舘家の誕生日に、新生つきだて家のホームページが立ち上がる。なんだか運命を感じますが、実はただ単に当初予定していた10月1日スタートから遅れただけというのはここだけの秘密です（笑）

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明日は『嫁氏』こと、わかばちゃんの日です。楽しみですね😊
3か月はとりあえず協力して毎日更新していく予定なので、お付き合いいただけると嬉しいです。

さあ、ホームページ【つきだて家】がスタートを切ります。
20年後・30年後、そしてその先もずっと、このホームページが家族みんなに、願わくば家族の枠をも超え、多くの人に力を与え続けていることを願って。

記事作成：陽介