【#63】3年越しの卒業式

こんにちは、陽介です。

母校に行ってきました。
駅伝部の激励に…ではなく、今回は僕らの代の卒業式の代わりとなるイベントが開催され、そこに活躍者紹介枠という形で呼んでいただきました。

約3年前の2020年3月。
僕らが卒業するタイミングでコロナ感染者が急増し始めたこともあって、通常の卒業式ではなく、学部・ゼミそれぞれの教室にて動画配信での卒業式でした。

今回声をかけていただくにあたり「あぁ、そういえば卒業式やってなかったな」と、それくらい記憶の薄い卒業式だったのが事実であります。

寂しい卒業式の際、当時の学長が「いつか必ず卒業式の代わりとなる集いを開く」と僕らに向けて約束してくれていたので、その伏線回収イベントでもありました。

久しぶりの八王子

久しぶりの八王子です。

八王子ってバスが縦横無尽に走っているので、乗りたいバスを捕まえるにはちょっとコツが必要だったりします。同じ場所に行くのにも様々なルートがあるのです。

大学4年間でバスマスター(？)になったはずでしたが、久しぶりの八王子。
乗りたかったバスを逃しました。

あのGoogle先生もバス乗車位置を正確に把握できておらず、停まると思っていたバス停に止まらなかったのです。
冬の空気をまとったバスが僕の前髪をふわりと揺らし、勢いよく目の前を通り過ぎていきました。

掴みかけたバスがさらりと手中から逃げていくこの感覚。
あぁ、久しぶりのこの感覚。これすら懐かしく愛おしい…。

築舘は焦りません、大丈夫です。
八王子の駅前はこんな感じでバスが動くので、先回りして追いつく作戦は学生時代に何度も実証済み。バスマスターの技の1つです。

無事にバスを捕まえることができ、大学に到着しました。

そのまま走って大学まで行けば、スピーチのネタにできたのに！というアドバイスもあり、次にまたこういう機会があれば今度こそ走って大学まで行き、息を切らしながら登壇したいと思います。

原稿なしのノリと勢いで

今回のお役目は、活躍者紹介枠でのスピーチ。

当日の朝、ツイッターにて

久しぶりに八王子に来たのですが、乗りたかったバスが目の前を通り過ぎ八王子のバス乗車能力の衰えを感じましたが、先回りして追いついたのでやっぱりまだ大丈夫みたいです。

結局何が言いたいかと言うと、今日母校でプチスピーチをしてきます。
内容はまだ考えてないよう。話し始めたら考えよう。 pic.twitter.com/syLkwC1fwB

— 築舘 陽介🍥 (@tittikiti697) December 11, 2022

話し始めたら考えようなんてナメたこと言っていましたが、

あたりを話そうかなと、ある程度は考えていました(笑)

原稿をしっかりと準備してステージで読み上げようとも思いましたが、文字で書いた内容を伝えるならこういう感じで、ホームページですればいい。

せっかくのリアルで集まれる機会なんだから、止まっても詰まってもいいから、ちゃんとその時の自分の口で伝えよう。そう考えていました。

面接練習とかもしないタイプの築舘。
ただ、ぶっつけ本番は心配だったので一度は練習しておこうと思い、本番前のお昼休憩にてお家にいるわかばちゃん相手にテレビ電話を繋ぎます。

虹介もニッコニコ見てきます。可愛い🥹

わかばちゃん相手に練習するも、言葉に詰まる詰まる！
ひっどいありさま(笑)

これなら原稿を書いてくればよかったとも思いましたが、まあ本番その雰囲気になれば大丈夫でしょ、という謎の自信もありました。

いざ本番

大勢の前で話をするのは久々だったの、ステージ裾で待機している時は緊張がピークに達し、自分の鼓動が耳に聞こえるほど。
ただ話し始めたら以外にも視野が広く、聴き手一人一人の顔が良く見れていました。

本番に強かった(笑)

途中で何度か詰まったりもしましたが、自分の言葉で気持ちを伝えることはできたんじゃないかなと思います。

そして他の方々の発表も素晴らしかった。

大変な状況で社会人一歩目を踏み出した世代の僕ら。
大学院に進んだ人、地方に就職した人、海外で夢を追いかけている人。

それぞれの場所で頑張っている仲間の姿に勇気を貰い、温かい気持ちになりました。

近々また行きます

パラパラと寂しい形での卒業ではあったけれど、普通に卒業していたら、中学・高校ならまだしも、大学卒業後に同期が再集結する機会なんてほとんどないんじゃないかと。

今回こういった形で母校に帰って来ることができて、あれはあれで良かったんじゃないかなと、今ならそう思えます。

 

今回の母校訪問、駅伝部は合宿に出ているとの事だったので、日を改めて差し入れをたくさん持ってケツを叩…激励しに行ってきます。

毎度毎度、激励しに行って元気を貰うのはこちらなのですが🤣
後輩たちや監督コーチ陣に会えるのがとても楽しみです。

今日もつきだて家に遊びに来て下さり、ありがとうございました。

記事担当：陽介